オジサンがイスラム国に行けばいいんです
こんにちは。
今日も自由気ままに綴っていこうと思います。
(先日と同じ記事のリンクです)
★★★
キーワードは「国家」「育児」「自己責任」「義務教育」だと思います。
西洋最大の哲学者の1人、自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる男。
そう「アリストテレス」です。
彼は超天才的な頭脳を持っていながら大きなミスを犯しました。
それは女性について。
彼は「女性は不完全な男性」と判断しました。
悲しい出来事ですね。このオジサンたちも同じなのかな?
★★★
前回記事にした内容の続きです。
今回プライムニュースという番組に3人の偉そうなオジサンが登場したらしいんです。
中には前都知事の石原慎太郎氏も。
保育園落ちた日本死ねに対して彼ら3人はこう語っているそうです。
(長そうなのでユーチューブ動画みてませんけど)
①保育園入れなかったら国家のせいと結びつけるのは社会主義
②そういうこと言うんだったら韓国でも、中国でも行けばいい
③そう、イスラム国に行ったらいいと思う
この発言に少し切り込んでみたいと思います。
★★★
もう一度。
キーワードは「国家」「育児」「自己責任」「義務教育」だと思います。
まず、オジサン達が何故怒っているのか。
ここがポイントだと私は思います。
「文句があるなら出てけ!!」
単純にそういう気持ちもあるかもしれません。
しかし、それだけでもないと思います。
「育児」というものを理解できていない可能性があります。
まず「出産」は「自己責任」だということ。
これは当然だと私も思います。
そして「育児」これは「自己責任」なのか。
とりあえず保留。
次に「教育」これは「国家の課題」だと私は思います。
国家の責任ではなく、課題です。
「育児」というと簡単ですが、
「衣食住」や「しつけ」や「教育」と呼ばれる様々なものが含まれている
とても抽象的な言葉ですよね。
私は「教育」は「育児」の中に入っているものだと思うんですね。
J-POPの中に様々なジャンルがるように。
育児の中に様々なものがあるわけです。教育もその一つ。
★★★
本来「育児」は「小学校入学」までのことを指します。
そして「子育て」は「子供が成人」するまでを指します。
ここはとても重要です。
育児=義務教育前
子育て=義務教育~成人まで
つまり、オジサンたちが無意識になにを言っているかというと。
「義務教育前」の育児に関しては「国家」は無関係であり、
「義務教育開始」までは「自己責任」で育てろ。
ってことなんだと思うんですよね。
★★★
オジサンたちは現状が理解できていないのかもしれません。
「義務教育開始」までが人間教育にとって重要な時期であること。
「義務教育開始」までに下手すると死んじゃうこと。
「義務教育開始」の年齢が遅いってこと。
「育児期」に「国家」が「教育」を施し、
「親の身体」を「健全に保つこと」の重要性。
そんなの国家に求めるのは社会主義だっていうならば、
子育てが終わった成人に関してだって放置でいいのでは?
医療保険もいらないし、生活保護もいらないし、介護保険もいらないし、
年金もいらないし、失業保険だっていらないでしょ。
なぜかって?そんなの「自己責任」だからですよ。
★★★
「国家」が管理義務のない管轄では「自己責任」だと認識するならば、
世の中は混沌とします。
セーフティーネットは資本主義社会でも必要だと私は思います。
それを社会主義というのはいかがなものか。
育児に関しては「自己責任」だが、成人や高齢者には「保障」があるならば、
0~6才まで、および、その保護者達は「非国民」なのだろうか。
「出ていけ」と簡単に言えるのは、そもそも重要視していない枠だからなのだろうか。
「介護保障」も大事だけど「保育保障」も重要視してほしいと訴えているのですけどね。
「教育」という「国家の課題」を「自己責任」だと放置して、
「投票権」を持っている人間ばかり保障しているから借金大国になるし、
少子高齢化問題が解決しないのだと私は思います。
育児は自己責任とか言っている人がいるならば、
「人生全部自己責任」だとまず認識してください。
あなたがどんな状況になろうと自己責任ですから。
国に助けを求めるなら社会主義で、不満があるならイスラム国に行けばいいです。
それって、とても冷たいし、悲しい世界だと思うのは私だけでしょうか。
人間がもつ感情という性質は日本にはもう不要なのでしょうか。
オジサンたちはどうも私の心を混沌とさせます。
人生は全て自己責任ですが、支えあう社会があるから、
人間は安心して幸福になれる希望がみれるのだと私は思います。
またっ!!